新築住宅も古くなるとリノベーションを行うことがあります

リノベーションは大規模修繕という意味があり、リフォームが部分的な復旧工事や変更工事であるのに対して、設備機器、電気や水道、ガスなどの設備を大々的に取り替えて新しい物にする工事のことを言います。これによって耐用年数もこの先長く伸び、資産価値も上がることになります。三重県の一戸建て住宅の耐用年数は25年前後とされていますが、これは実際に朽ち果ててから解体することを意味するわけではなく、税制上建物が建ってからこの年数が経過すると資産価値はゼロに近づくという意味です。

従って現在では50年から60年経過した家も多く存在し、これを耐震性の面を判断してから骨組みの段階からリノベーション工事を行うことが出来、でまるで新築住宅のようになります。都市計画区域の用途地域に変更がないかどうかを確かめ、増築などを伴う場合には容積率や建蔽率も現状の法規に適合するように注意する必要があります。又、中古住宅も価格が下がり、これを購入してから自分たちのライフスタイルに合わせてリノベーションを行う場合もあり、いずれも新築住宅を建てるよりも安上がりとなります。

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