一戸建てリフォームとリフォーム中の暮らし方

注文住宅は新築時は使い勝手も良く快適な生活を送れますが、10年も経過すると様々な不具合や不都合が生じてリフォームの必要性が出てきます。そこでリフォームを工務店や建築業者にお願いしますが、リフォーム中の生活はどの様にするかを考えてみましょう。生活をしながらリフォーム工事を進める方法と、別にマンションや戸建て住宅を借りてリフォーム期間中はそこで生活する方法があります。
生活をしながらリフォーム工事を進める場合は、クロスなどの張り替え工事などの軽微なリフォームならそう苦になりませんが、改造や改築などの場合は既存の解体工事などが出てくるので注意しなくてはなりません。既存建物の解体工事が伴う場合は、病人や高齢者そして幼児のいる場合は引っ越しを勧めます。病人や高齢者そして幼児の場合は気軽に外出などが出来ないので、既存建物の解体工事の騒音はかなりのストレスになります。健康な若い人なら工事中は仕事に出かけたり遊びに出かけたりと、気分転換が出来るのでそう苦にはならないでしょう。しかし工事場所と生活の場所はベニヤ板や養生シートなどを張ってしっかり目張りをして、ゴミやホコリが生活の場に入らない様にしてもらいましょう。事前に工程などは打ち合わせをして、解体などの騒音やホコリの出る作業中は外出するように計画しましょう。夫婦共働きや工事中に家人が早く仕事に出かけたり留守にする場合は、施工業者に現場責任者を決めてもらいその責任者のみに家の鍵を畔けて責任を持って管理してもらうようにしましょう。工事期間中も同じ注文住宅で生活していると、自分のイメージと違ったり現場を見て変更などをしたい場合は、施工業者と直ぐに打ち合わせが出来て対応が早いという利点があります。
次のリフォーム工事中はマンションや戸建て住宅を借りて生活する場合に最も注意すべきことは、工事期間中に借りるマンションや戸建て住宅の家賃をどうするかです。施工業者によっては負担してくれる場合もありますが、事前によく話し合って両者が納得して引っ越しをするようにしましょう。自宅であるリフォーム現場を離れるので、1週間に1度は曜日を決めて施工業者と現場で打ち合わせををする様にすると、意思の疎通がうまくゆき変更や訂正なども対応が早くできるでしょう。この場合の鍵の管理も責任者を決めて責任を持って管理してもらう事です。
リフォーム工事などはこまめに打ち合わせをする事で、自分のイメージに近く納得の出来る完成になるものです。