自然素材による内装リフォームの種類

自然素材を使える場所には、壁や天井、床などがあります。
室内で大きな面積を占める壁や天井には、織物や紙、天然木、石灰や珪藻土などの自然素材を使えます。布やパルプ、ケナフなどを材料にしたクロスを使えば、吸放湿効果の高い室内空間をリフォームで手軽に取り入れられます。無垢材の羽目板にすれば、木の持つ質感や機能性により、居住性が高まります。また、漆喰、珪藻土といった塗壁にすれば、継ぎ目がなく、左官仕事による様々な仕上がりを見て楽しむこともできます。
また床に使える自然素材には、植物や繊維、石・タイルなどがあります。木の風合いをそのまま利用する無垢材や、保温性や吸音性に優れたコルク材は木質の材料です。竹や藤は軽くて耐水性が高く、丈夫な素材です。そして、麻やヤシなどの天然繊維を床材として使えば、水に強くナチュラルな部屋ができあがります。また、石やタイルは耐久性や耐水性は高いですが、質感から使える場所が限定されます。

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